本アンソロ内に出てきた妖怪達…メイン妖怪からそれ以外の妖怪まで集めてみました。
さぁ、どの作品に出てくる妖怪達でしょうか?リンク(■)でその作品に飛べます。
あいうえお順で掲載されております。




【一反木綿(いったんもめん)】
ゲ●ゲの鬼太郎でお馴染みな妖怪。一反(約10M)ほどの木綿のような姿。体に巻きついて動きを封じるだけではなく、酷い時には首や顔に巻きついて相手を窒息死させる場合もある。
(2012年)


【犬神(いぬがみ)】
狐憑きのような憑物筋の一種で西日本に多く分布する。犬神に憑かれた者は精神や肉体に異常をきたす。術者に従順、というわけでもなく、ぞんざいに扱えば術者にすら牙をむく。
(2012年)


【犬娘(いぬむすめ)】
犬と人間のあいの子。猫娘がねこみみなら犬娘はいぬみみなのですね!?
(2012年)


【白粉婆(おしろいばば)】
白粉で顔面を厚く塗りたくり、しかしその塗り方が酷く雑なために、より一層怖さを与える。
(2013年)


【お歯黒べったり(おはぐろべったり)】
目も鼻もないが、その顔には口だけがあり、そこから覗く歯は黒く塗られている。ちなみにこのお歯黒は既婚女性のみが行った化粧の一種。
(2013年)


【骸骨標本(がいこつひょうほん)】
人体の骨の全体模型。学校の理科室におり、夜になると動き出す。学校の七不思議の一つに計上される事が多く、学校によっては人体模型か骸骨模型かのどちらかにわかれる事が多い。
(2012年)


【影女(かげおんな)】
月夜に照らされ障子うつった女の姿の影。影女がいる家には物怪が住まうとされている。実体はない、もしくはあまりにも遠くにいる物の影の為、その正体を掴む事は不可能に近い。
(2012年)


【火車(かしゃ)】
正体は猫の妖怪。葬式や墓場から生前悪しき行いをした死体を奪っていく妖怪。
(2012年)


【河童(かっぱ)】
頭に皿を乗せた、川に住まう妖怪。人間から尻子玉を抜く。
(2013年)


【唐傘小僧(からかさこぞう)】
古い傘が年月を超え、妖怪化したもの。付喪神。一本足で一つ目の姿。実際に何をする妖怪なのかは不明である。
(2012年)


【鬼女(きじょ)】
人間の若い女が、己の胸に宿した怨念をもって鬼の姿に変わったもの。ちなみに年老いた者が同様にこの状態になると、鬼婆と区分される(´・ω・`)
(2012年)


【狐(きつね)】
人間やそれ以外に化け、人間を化かす妖怪。人間を騙したり、逆に助けたり、狐自体に善悪の区別はない。この狐には様々な種類がおり(百狐、野狐、九尾の狐等)、神様に仕える物もある。基本的に狸とは仲が悪い。
(2012年)


【狐の嫁入り(きつねのよめいり)】
夜の川原や山中で狐火が連なり、その様子がまるで結婚式の行列のように見えた事から、この名がついた。晴天なのに雨が降る時は、狐の嫁入りが行われているという知らせでもある。
(2012年)


【巨人(きょじん)】
普通の人間に比べてあまりにも大きすぎる人間の事。凶暴であったり温和な性格であったり、諸国様々な巨人の伝説が残る。
(2012年)


【件(くだん)】
半人半牛の姿の妖怪。戦事や農作の吉凶など、社会の重大な予言をし、その予言は必ず当たる。予言をした瞬間に死んだり、予言の内容が起こった後に死んだり、諸説は様々だが、いずれにしても短命である。
(2012年)


【倩兮女(けらけらおんな)】
人通りの少ない道で歩いてる者を笑う事により驚かす妖怪。気の弱い者はその声に気を失う場合もある。
(2013年)


【木霊(こだま)】
樹木に宿る精霊、もしくは精霊が宿った樹木の事。この木を切ると祟られる。山彦も木霊によるものともされる。
(2013年)


【覚(さとり)】
山中の妖怪。人が考えている事を読み取り、人がそれを口にする前に先に喋り、人を惑わす。
(2012年)


【セイレーン(せいれーん)】
彼女の歌声を聞くと嵐が起こり、船を沈めてしまう。鳥の姿をしていたり、人魚の姿をしていたり。
(2013年)


【高女(たかおんな)】
男に相手されない女が嫉妬に狂い、妖怪化したもの。鬼女の一種とも言われている。嫉妬のあまり下半身を伸ばし、遊郭の二階を覗いて歩き回る。
(2012年)


【狸(たぬき)】
狐のように色々な物に化け、人を騙す。狐よりも化けるのはうまいと言われている。ちなみに四国は狸の伝説が多い事から狸の聖地。
(2012年)


【手長足長(てながあしなが)】
手が異様に長い妖怪と、足が異様に長い妖怪。だいたいこの二つで一対。人間に対して悪い行いを働いていた。
(2012年)


【天狗(てんぐ)】
修験者の格好をし、空の飛べる妖怪。鼻の長い赤ら顔や、鳥の顔をしたものなど、形は様々。人を魔道に導いたり、神様として信仰されたり、様々である。
(2013年)


【トイレの花子さん(といれのはなこさん)】
学校のトイレに住み着く少女の姿をした妖怪。ある方法で(学校によってやり方は違う)花子さんを呼ぶと「はぁい」と返事をしてくれる。学校の七不思議の一つに計上される事が多い。
(2012年)


【豆腐小僧(とうふこぞう)】
豆腐を持った小僧の妖怪。特に何をするわけでもない。江戸時代、黄表紙や怪談本など多くの本に描かれただけではなく、玩具などにも描かれた人気者。
(2013年)


【偽汽車(にせきしゃ)】
実際には存在しないのに、まるで幽霊の如く線路を走る汽車の事。狐や狸が化けて走っている場合が多い。
(2012年)


【ぬらりひょん(ぬらりひょん)】
とらえどころのない妖怪。勝手に人の家にあがりこんで勝手にお茶をすする、や、妖怪の総大将である、など色々な説がある。
(2012年)
(2013年)


【猫又(ねこまた)】
長期間生きた猫が妖怪化したもの。しっぽが二つ。人間の言葉を話したり、二足で歩いたり、はたまた人間に化けるものもいる。
(2013年)


【般若(はんにゃ)】
能の鬼の面のような顔の妖怪。鬼女。深い嫉妬や羨望、憎しみにより、このような顔に変質してしまった。
(2012年)


【飛縁魔(ひのえんま)】
美しい容姿をしながら中身は鬼のような女の妖怪。その姿に魅了された男は心を奪われ、ついには身を滅ぼされる。丙午生まれの女性は男を狂わすという迷信からきている。
(2013年)


【一ツ目(ひとつめ)】
一つしか目がない。妖怪としては描かれるのにポピュラーな表現の一つ。一つ目小僧や唐傘など、その多くが一つ目の姿を取っている。
(2013年)


【見上げ入道(みあげにゅうどう)】
僧の姿をしている。その僧の姿を見ようと見上げていくが、いつまでたっても頭のてっぺんにたどり着けない。見上げれば見上げるほどにどんどん大きくなっているのだ。そしてついには見上げきる事ができなくて後ろに倒れてしまう。なお、「見越した」と言えば消えてくれる。
(2012年)


【貉(むじな)】
狐や狸のようにこの妖怪も人を化かす。
(2012年)


【目目連(もくもくれん)】
主に廃墟の破れた障子に現れる事が多く、目がいっぱいの、目だけの妖怪。
(2012年)


【八咫烏(やたがらす)】
三本足の烏。日本神話で神武東征の際に熊野国から大和国へ案内役を担ったという伝説がある。
(2012年)


【山姥(やまうば)】
山奥に住まう鬼女。旅人を自分の住処へ誘い込み、油断させ、そして食べる。
(2013年)


【幽霊(ゆうれい)】
死んだ者が成仏できず、この世に実体のない姿として残った物。成仏して下さい。
(2012年)


【雪女(ゆきおんな)】
雪を降らす大変美しい女妖怪。暑い所にいると溶ける。雪を降らすだけならいいが、人間を凍らしてしまう場合もある。
(2012年)


【夜雀(よすずめ)】
夜に現れる妖怪で、雀のような音を出す。この音がなれば、地方によっては山犬が襲ってくるともいわれたり、山犬から守ってくれる証であったりと様々である。
(2013年)


【ろくろ首(ろくろ首)】
首がにょろっと伸びるもの、もしくは首と体が分離するものとにわかれる。よく見世物小屋にいた。
(2012年)
(2013年)